2018年12月31日(月)
良いお年を
年末に体調を崩しましてごあいさつが遅れてしまいました。
今年は家のリフォームをしたせいで生活環境が変わり、その適応能力欠如?を実感。大いに反省しつつ 来年に期待をつなぐしかないのかも、といういつもの愚痴となりました。
本年もお付き合いくださりありがとうございました。皆さまどうぞ良い年をお迎えください。

2018年12月22日(土)
3cmの壁
雨の予報を裏切るというか覆すかのように晴れた、と思っていたら曇ってきてこの先やはり雨だった となるような気配?もあるようなヘンな天気であります。
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今年の9月頃?だったかの改正によって、ゆうメール便が厚さ3p以上は不可となった。(重さは3sまで) 書籍の厚さが2.5pであっても梱包材もしくは外装(段ポール)によって3cmギリギリとなり、重ね合わせた 部分がネックとなって3cmの物差し(長さ厚さの限度を測れるもの)を通過できなければアウトとなる。 そこで、厚さ3cm以上OK,重さも4sまでOKというレターパックプラスというぺら紙のような梱包材がある のだけれど、もし4sのものを入れるとして破損しないのかという疑心暗鬼に陥るのだった。ゆうパック便ならば 問題ないとはいうものの、最小サイズでも700〜750円、少し遠方で800〜980円と高額に。ううむ。 まあ配送が多い分には他にも手はあるのだけれど弱小ゆえそうもいかず。と、悩める配送事情なので ありました。
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ということで、完全に愚痴でしかない話で申し訳なく。あと1週間ほど足掻く時間も残っているし、という ことで、本年は28日(金)まで配送受付となります。メールでのお問い合わせは年内承ります。年明けは 4日(金)からとなります。ご了承くださいませ。

2018年12月15日(土)
「ポー奇譚集」
どんよりと曇って風の冷たい日がつづき、寒さが身に染みていたけれど今日はほっとするような晴天也。 とはいえ屋内であくせく(?)しているので気がつくともう夕方となるやもしれず。
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藍峯舎さんの新刊「ポー奇譚集」が本日入荷しました。乱歩名義によるポー名作集の代訳を委託された 26歳の渡邊温が兄啓助の助力を得ながらの翻譯。全15篇から極め付きの6篇を精選。挿画(銅版画)は 坂東壯一(描き下ろし)で、典雅にして文学的香気を漂わす翻譯との絶妙なマッチングとなっている (藍峯舎通信より)限定200部、記番、定価18,000円。少部数の余裕あり、ご希望の方はお早めに お申し付けください。尚、ご予約いただいた方は17日(月)に発送いたします。
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森開社さんの「螺旋の器」創刊號、第二號、は順調に動いています。来年1月以降も刊行予定がつづき、 当分目が離せない状況です。又、品切れていた「白い青春」が少部数再入荷しています。見逃されていた 方はこの機にいかがでしょうか。
早くも折り返しの15日となってしまい、心身ともに焦る日々。どうしてこう時のたつのが早いのか、 などと憂えている間も時は過ぎ行く、のでありました。

2018年12月1日(土)
新刊入荷案内
ちょっとしたもの(愛用していたコップ、手袋、文房具など)がみつからないということは、いまだに 未開封のダンボールがあるということで、数えたら11箱!うーむ、早くしないともう12月、なのだった。
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APIEの新刊32号が入荷しました。今回のテーマは、寺山修司。「寺山修司論ーバロックの大世界劇場」 (国書刊行会)の著者である守安敏久氏のテキストもあり、いつもより多めの90頁となっています。 (三神惠爾氏のカラーコラージュ2頁有)いかがでしょうか。
ということで、<螺旋の器 第二號>が今日あたり届くのではないかとソワソワしつつの待機状態で あります。と思ったら連絡あり、明日の午前中着との由。ご予約の方には3日(月)に発送しますので 少々お待ちください。左川ちか未収録のものが掲載されるということで期待は高まります。 価格は創刊號と変わらず、1,500円との由。ご注文承ります。

2018年11月24日(土)
藤富氏蔵書

少し風が冷たいけれど秋晴れの勤労感謝の日、とても珍しく宅買いに行ってきた。数年ぶりの渋谷駅は 工事中で乗換への道程はあまりにも遠く、このところ足の裏面(?!)が痛む身としては情けなくも 疲労困憊、ううむ。
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昨年の9月1日、89歳で亡くなった藤富保男氏宅へ。遺言のメモの末尾に当方の名前があったとのことで、 奥様より連絡有。10年以上前に伺ったことのあるお宅はほとんど変わらずの静かな佇まいであった。 お話を伺うと、知人に勧められて依頼したさる高名な古書店が(二日がかりで)ごそっと台風一過?の ごとくもっていかれたとの由。なるほど、H氏賞の「コルクの皿」とかもくろんでいる場合ではなく、 北園、西脇等の関連書もほとんどなし、ううむ。とりあえず抜かせていただき、(サッカーを愛する 氏故の数点とか)箱に詰める。遺影に御礼とご報告をして退去。後日、氏の蔵書(の一端)フェアとして まとめようと考慮中であります。
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森開社さんより、螺旋の器 第二号の予約受付が開始された。12/1に入荷予定となります。 お待ちくださいませ。

挿絵
自動販売機の上に顔なじみの猫がいて、お帰り、と眠そうな目で言われた?ような気がしたのだった。 夕方なので暗くてわからないかも。











2018年11月10日(土)
「シュルレアリストのパリ・ガイド」
秋晴れの恩恵に浴していると、終日雨の日は動きが鈍り猫のように(?)固まってしまう、などと 呑気なことは言っていられず、片付け作業に費やす日々であります。
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エディション・イレーヌさんの新刊「シュルレアリストのパリ・ガイド」が入荷しました。 松本完治氏の署名入り、アンリ・ベアール「シュルレアリストたちのパリ」、エマニュエル・ルビオ 「アンドレ・ブルトンの失われた歩み」松本氏「ロベール・デスノス、詩と愛と、そして自由と」 「松本氏編「シュルレアリストたちゆかりの場所」、等、モノクロームの図版とパリの地図が随所に 収録されています。久しぶり(あるいは初めてでも)にかの地を訪れたくなるような仕組み?に なっています。「ロートレアモンのパリ」の出口氏のように何度も足跡を探し確認したくなるような パリ、かもしれません。いかがでしょうか。
また、藍峯舎さんの近刊「ポー奇譚集」渡邊温・渡邊啓助譯 銅版画/坂東壮一、限定200部(18,000円) が出版間近となっています。ご予約承ります。
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先週の続きという訳ではないけれどまたもやアクシデントで、11/12(月)より3〜4日ほど留守にしなくては ならない事態が起きましてこの間発送できず。ご迷惑をおかけします。帰宅次第対応させていただきますので よろしくお願い申し上げます。

2018年11月3日(土)
アクシデントはつづく
文化の日、ありがたいことにこのところ晴天続きであります。
先月末に引越を済ませたものの、案の定というかダンボール山積み状態がつづいています。しかも TVのチューナー(のアダプター?)関連が紛失し、ほぼ1日がかりで箱を確認したもののみつからず。 仕方なく再購入して1週間後に接続に来るとの由。その間BSその他見られず。ううむ。更に、あと2〜3ミリ というわずかな計測ミスで重量級の物体?が入ってくれず苦難の対処となった。ついでに当方の記憶違い (というか思い込みあるいは物忘れ)で購入する羽目になったものなど、アクシデントはつづく。 従って大変申し訳なく心苦しいことにご注文対応が遅れ気味です。お急ぎの方はご容赦ください。 よろしくお願い申し上げます。
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《螺旋の器》第二号は、左川ちか小特輯となるかもしれないとのことで、今月末以降に刊行予定です。 また、エディション・イレーヌさんの新刊がまもなく発売になるとの由。ご期待ください。

2018年10月20日(土)
月末は営業休止となります
深まる秋といえば果物などの味わいとなるのだろうけれど、変わりやすい天候にはうんざり気味。 昨日の午後も自転車で走行中に散々降られたのだった。ううむ。
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先週お伝えした「左川ちか翻譯詩集」はあっという間に売り切れてしまい、申し訳なく。左川ちか 人気は嬉しい限りであります。そういえば昔お世話になった版元コーベブックス(→南柯書局)の 渡辺一考氏のお写真を久々に拝見。70代になられて(ちょっと生田氏に似てません?)錚々たる 貫禄にたじろいでしまうほど。タイムスリップして関西弁のあの饒舌な語り口がなつかしく思えて しまう。当時勤めていた書店に時折届く新刊案内にときめいていたものでした。懐古趣味に陥って いる場合ではないけれど、現在も続いている森開社さんの存在はありがたき幸せ、なのでありました。
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ということで、月末はバタバタと引っ越し作業の渦中となり、特に29日〜31日は機能不全状態に なりそうです。ご迷惑をおかけいたします。

2018年10月13日(土)
「左川ちか翻譯詩集」
またもやすっきりしない秋の空がつづいているこの頃。身体の衰えを実感しつつやり過ごす日々 、とはいえ暗ーい気分に陥っているヒマはないのだった。
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ということで、リフォームが何とか完成間近になり元へ戻るための引越、梱包作業を開始する。 遅々として進まず。気分転換?に「007/スペクター」(2015年 英/米)と「ジェイソン・ボーン」 (2016年 米)を録画で見る。007でいうと、冒頭からメキシコの“死者の日”の祝祭と喧騒に圧倒され 、関係ないけどクリストフ・ヴァルツは売れているなあという無意味な感想とかあり、ボーンの方は、自分は一体 何者なのかという問いがいまだに残っていて心地良い孤立感みたいなものが終始ある訳だけれど、 ヴァンサン・カッセルとの執拗なカーアクション(追いかけっこ)が呆れる(飽きる)ほどつづくの だった。うーむ。
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ということで、森開社さんの品切れとなっていた「左川ちか翻譯詩集」が少部数再入荷しています。 螺旋の器次号は、左川ちか未収録稿(!)も掲載予定との由。ご参考まで。

2018年10月6日(土)
アズナブール、死去
天気は相変わらず台風に揶揄されつづけ、降ったかと思うと止んでいたり、自転車で走行中に降られたり と、落ち着かない日々であります。
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《螺旋の器 創刊號》は、秋の深まりのように?順調な動きとなっています。定期購読のご予約も 承りますのでお申し付けください。
シャルル・アズナブールが1日に亡くなった、94歳。先月17日に日本でコンサートを終えたばかりだった。 驚異的な声の艶と張り、と題された記事を読み、深い紫色の背景にマイクを手にした(美しい)写真を 見たばかりだった。そしてやはりトリュフォーの「ピアニストを撃て!」を思い出さずにいられない。 あの何気ないある意味なんでもないフランスの男ではあったけれど、これがシャルル・アズナブール、と ヘンに記憶に残ったのだった。再見せねばというところであります。
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最早10月。迷宮入りの本が増えつつあり申し訳ないことこの上なく。月末にやっとリフォームが完成し、 戻れることに。しばらくはバタつきますがご容赦。
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