2016年6月18日(土)
長引く風邪
梅雨の只中。猫ばかり撮ってないで仕事に集中すべき、ということで現在目録を作成中であります。 昨年と同じ300点くらいのもので、昨年の時点では年内にあと1回くらい出せるかもという勢い?があったもの だけどいつしか消失。年に1度がやっとという有様に。やれやれ。
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先月下旬に家人の風邪がうつって以来なかなかよくならず、近くの内科へ行って薬をもらってきて 3種の錠剤5日分をせっせとマジメに服用し、薬がすっかりなくなってもまだ少し咳が出る、という状態。 ちょっと咳き込むのが常態化?してしまうかもという不安が残るというか、自分でもあきれるほどの 治りにくさとなったのでした。さすがに3週目に入るとほぼ終息。ううむ。
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ということで今年も早や折り返し地点。だからどうなのかという開き直りはもはや通用せず、前進 あるのみというヤ?!な言葉を発することに。ということで目録は今月下旬〜来月初旬に出来予定となります。

2016年6月11日(土)
走るヒロイン
梅雨の晴れ間。朝から暑い日はなぜか避暑?にやってくるいつものキジトラ。階段の一番上の熱さにめげて 一段降りたところを撮ってみました。挿絵
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6/8の朝日夕刊に“憲法フェア”を開催中の書店の記事あり(ジュンク堂池袋本店)。700タイトルもあるブック フェアとなっていて、改憲が現実味を帯びる(かもしれない)昨今、的を射た企画といえるのでは。書店からの 発信は売上ランキングばかりではないというところをみたいのかも。まあしかし、気力体力勝負の感あり。
そういえばポパイ40周年記念号が出た。まだつづいていたんだっけという思いはあるけれど、1976年の創刊号 (復刻版)が特別付録となっているそうで、これは早速見てみたいものであります。
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ここで余談。園子温監督作品はけっこう面白がってみているのだけれど、「リアル鬼ごっこ」にはア然、開いた 口がしばらくふさがらないかんじ。女子高生ばかりが乗っているバスが、水平に真っ二つに切断されるなんて アリ?たった一人生き残ったヒロインは訳も分からず走り続ける。同じ女子高生でシュールという綽名の子が 、シュールに負けてはいけない?というようなセリフを叫ぶところがあって、何のこっちゃという気はした のでした。いやはや。

2016年6月5日(日)
Win10へ
早6月。新緑のまぶしい季節というか、今年は庭の梅がよく実っていて籠一杯(2〜3s位か)の収穫と なった。ツツジも今年はなぜかよく咲いていて、ランダムに配置(玄関横、松の木の隣、隣家との境など) されていたのがよくわかるくらいに、白やピンクの花をつけている。もう少し植木に愛着をもっていれば 手入れをする方法はあるのだろうが、ついつい見逃すことばかりとなるのだった。
挿絵
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Win10へのバージョンアップの申し込みをしてから3週間くらいたち、やっとOKが出た。すでに試みた人の話 (また聞きだけど)によると何らかの不具合が出て、結局新しいPCを買うことになったとの由。ううむ。 どうもマイナスイメージばかりで気落ちする。ということでこの際、プロにお願いしてセッティングしてもらう ことに。プリンタやソフトの適応とかとても面倒(というかいつになっても慣れることがない、、)な手続きを やってもらうにしくはなし。で、どうだったかというと、多方面の利用にはほぼ興味がない(余裕がない)ので 今のところ支障は感じていない。この先どうなるかは少しばかり不安ではあるけれど。

2016年5月28日(土)
定期点検
今週は定期検診があり、血液検査の結果CE値が高いといわれてしまった。消化器系の検査をするようにとのことで、 市の特定健康審査を利用しなくてはならず(毎年スルーしていた、、)ユーウツであります。どうなることやら。 ま、ジタバタしても始まらねということで。
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先週、新刊が1点入荷しました。「ユメノユモレスク」夢野久作、「死後の戀」「押繪の奇蹟」他四篇に、カラー版の 扉絵(アルフォンス・イノウエ/杉本文/林由紀子/他)が付いていてボリューム感あり。栞には西崎憲、佐々木孝他 の執筆、編集協力として、江副章之介氏の名前が、、ということでレイミアプレスさんで限定本の予定があるのでは と思われます。興味のある方はいかがでしょうか。
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また、<美術・写真〜>の3頁目を欠番更新しました。同じ書名が7行下にもあり!という不備や欠番の付け忘れも 1件ありという冷や汗ものの有様で、今更ながら情けない状態。定期検診ならぬ定期点検を義務化?した方がよさそう であります。ううむ。

2016年5月21日(土)
見事な対応
ある日の午後、大宮のJ書店を散策していたら、いつの間にか時が過ぎてしまい焦った。それだけ時の狭間というか 、ここ数年の出版物に疎くなっていたということか。特に外文棚はよく出しました!という著作集や選集、全集など が並んでいてシンジラレナイ思いで、勝手に感無量と相成った。そのほとんどが大手版元ではなく、大学の出版部や 中堅どころあるいは未知のところで、当然部数は限られるだろうから価格も高額になってしまう。ううむ。 電子書籍がどれほど浸透しているかなどは知りたくもないけれど、“カタチ”にこだわっている版元がある以上 応援したいものであります。
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そういえば今回の三島賞受賞(「伯爵夫人」)の蓮實氏の会見は傑作でした。マスコミの予定調和の質問に、「まったく 喜んではおりません。はた迷惑な話だと思っております」「馬鹿な質問はやめていただけませんか」「日本の文化にとって 非常に嘆かわしいことだと、、、」という数々の受け答えは見事な対応としか言いようがなく、拍手喝采してしまったのだった。
挿絵 ----------------------------------------
ということで、先週UPした“看板猫”の続きのような写真をUP。よほど両手を上げて眠るのが好きみたいではある。

2016年5月14日(土)
準備中
今年は年明けから体調不良気味につき、ま、いい訳ではあるとしても、古書展行きをほぼパスしてしまって いる。仕入れがままならずとはいうものの、休眠中の箱がいくつかありということで、今年も目録を作るべく 、ぐずぐずジワジワと準備中であります。(うまく行けば来月予定)したがってHPの方はつい疎かになってしまって 更新できずの状態。ううむ。
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白水社の<エクス・リブリス>シリーズが7周年を迎えたとのことで、書店フェア用リーフレットが欲しいと 思っているのだけれど都内まで行かないとダメみたいで、足踏み中。
「エウロぺアナ」パトリク・オウジェドニーク著、「盆栽/木々の私生活」アレハンドロ・サンブラ著、 その他「空気の名前」「ブエノスアイレス食堂」「馬を盗みに」「歩道橋の魔術師」「野生の探偵たち」上下巻、 などなど、読書熱をあおる貴重な外文のシリーズなのでは。全44点(?)刊行。
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ということで、Win10への道はいかに。何にせよ新しいものに慣れるということの億劫さは年のせいか。対象物 の問題であろう、と鷹揚に言っておきたい、けれど。

2016年5月7日(土)
新バージョン
ゴールデンウィークはチャンスとばかり室内整理に明け暮れた。当然インドアでほとんど外出せず。没頭して 本の整理が進んだかというと、いくつかの山を切り崩した位のもので、やれやれ、遠い道のりであります。
昨日は抜け出して岩合氏の“ねこのとけい”写真展(大宮のTデパート)を見にゆく。大判の猫たちの写真に 感応しつつ、猫グッズのあれこれがこれでもかとばかり陳列されていて、呻きつつも見て廻る。ざっと100点近く はあろうかというポストカードから15点ばかりを選んで購入。森の中や海辺や岩肌や山道などをとんだり眠ったり 歩いたりくつろいだりしている猫たちは、やはり魅力的。(その中の1枚、ヴェネツィアの新聞スタンドで記事を 読んでいる?猫、トリミング&コピーしてみました)
挿絵
岩合さんの猫もいいけれど、最近出た武田花「猫光線」(中央公論社) のモノクロのノラ猫たち(道端や廃屋で佇む)もまた、存在感あふれる愛すべき猫たちではあります。
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昨年買い換えたPC(win8ばかりの中で買ったwin7)を、win10にする期日が(7月)が迫ってきたので何とかしなければなら ない。知人によれば更新するより買い換えた方が良い、つまりスムーズにwin10にはならず、どこかに支障が出るー とのこと。ううむ。データ保存をしつつ強力な助っ人に頼ってしまおうと画策中であります。それにしても また、新バージョンに慣れなければならず、後退気味の気力をどうしたものかというところ。やるしかない訳なんだ けれども。

2016年4月30日(土)
太陽王ブルトン
今週木曜日は終日雨で、翌日は北風の強い日でありました。
水曜日に、エディション・イレーヌさんより新刊『太陽王アンドレ・ブルトン』が入荷しました。 ブレッソンの写真と文による表題作(本邦初紹介)と、ブルトンの晩年の作品「石のことば」が収録されて います。(晩年の諦観した王のような佇まいはミーハーとしても嬉しいような、、、)
本書は、アンドレ・ブルトン没後50年記念出版の第1弾ということで、今年9月にかけてシリーズ3点の 刊行予定ありとの由。なんとありがたい企画でありましょう。今となってはこのような企画は、T社もK社も J社もM社もどこも“無理”と後ろ向きになるのでは。まあ今更文句は言えませんが。
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PR誌ちくまの連載「世の中ラボ」74(斎藤美奈子)によると、東大生の読書アンケートをみると、児童書、 マンガ、受験参考書が大半とのこと。知的レベル云々ではなく、今日の読書事情を見事に反映しているんだ そうで、思わず絶句してしまう。村上春樹の新訳で出た、カーソン・マッカラーズ「結婚式のメンバー」とか 読む気はないんだろうか。ないねきっと。

挿絵 -----------------------------------------------
ということで、終日雨の日に階段にいた久々のミケ。大きな葉に溜まった水を飲んだりしていた。

2016年4月16日(土)
<小特集>堀内誠一
またしてもの天変地異。熊本地震震度6強、該当地区にお住まいの方々、お見舞い申し上げます。
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白水社の本棚(パブリッシャーズ・レヴュー)176を読んでいると、ついつい書店目線になってしまって 、これは売れそうだから面出しかとか、関連書でコーナーができるかなどとかつては考えたものだった という回想及び悔恨?。営業部だよりには、新人で初の書店廻りを経験したいきさつが書いてあって、奇特にも 番線印を押してもらえたとの由。今後の活躍はいかに。ということで、最も気になったのは、S・エリクソン の新刊「ゼロヴィル」か。自分のスキンヘッドに映画の場面(人物)を刺青しているという映画自閉症の 青年ヴィカーの物語。数々の映画の内、日本映画で「盲獣」「殺しの烙印」も出てくるとなると、これは もう読むしかないかも。ほかにも、レヴィ=ストロースの新刊(みすず書房)とか、台湾文学とか 新刊情報は必要不可欠?かも。
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ということで、<小特集>のコーナーに新たに“堀内誠一”をUPしました。うーむ、あれもこれも 足りない、あったはずなのに売り済か、という相変わらず穴だらけの在庫管理を反省しつつ、25点ほど 揃えました。お目に留まれば幸いにて。

追記:HP表面を少しリニューアルしました。書棚に見立てて5点ほど並んでいます。リンクを作用させるには 手筈を整えねばならず、いやはやあれこれと留まりつつ何とか形になりました。果たして。

2016年4月9日(土)
雑念についての映画
やっと春らしい日が戻ってきた今日この頃。週の半分くらいは体調不良という厄介な年頃?ではあります。 昨日、重い腰を上げて買い物に出歩いてみると、入学式入園式で子供を連れて着飾った親たちに遭遇。そうか 8日だったと気付く始末で、散り始めた桜並木の下、“春”の風景は不変なのかも。
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久々に映画の話。「自由が丘で」2014年韓国、ホン・サンス監督。仏ナント三大陸映画祭最高賞。ソウルの語学 学校に勤務していた日本人男性モリは、同僚で恋人だった女性に会いに再びソウルへやってくる。けれど彼女は 行方不明で、宿であてどなく待つ日々。主演の加瀬亮はしきりに煙草を吸いながらいつも片手に新書版の本を 持っている。(「何の本?」と聞かれ時間の本と答える)「自由が丘8丁目」という名のカフェに出入りして オーナーの女性と親しくなったり、宿の隣人と飲みに行ったりするものの、淡々と時は過ぎてゆく。これは一体 メロドラマなのかという雰囲気で、つまり何なのこれ?的興味は最後までつづいて、すっかりそのペースに はまってしまうのだった。加瀬亮といえば、「永遠の僕たち」「ライク・サムワン・イン・ラブ」「海炭市 叙景」「SPECK]「アウトレイジビヨンド」などなど、全く異なるキャラクターの引き出しを多く揃えている、 興味津々の俳優なのだった。
その他、「おみおくりの作法」(エディ・マーサン主演の律儀なイギリス人の話))「ジミー、野を駆ける伝説」 ケン・ローチ監督(1930年代のアイルランドのあるヒーローの話)「デビルズ・ノット」アトム・エゴヤン監督 (米史上最悪の冤罪事件を基にしたこわい作品)などが、印象的でありました。
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ということで、今回は<海外文学>1〜5頁を欠番更新しました。大して変化していませんが(一部価格変更有) ご覧いただければ幸いにて。

2016年4月3日(日)
花冷え
早くも4月。はじまりの季節とはいえ、期待や緊張感に包まれた思いというのはとおに卒業してしまって いるので、春爛漫を待つばかり、かも。季節の変わり目のせいで体調がベストとは言えず、惰眠を貪る という体たらくへ陥りがちのこの頃であります。ううむ。
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挿絵 ということで、花見は自転車で通り過ぎただけで終わり、鉢植えの桜の開花をとりあえず載せるという ことで事始め?にしてしまうのだった。
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