2014年9月27日(土)
秋の夜長
今週は不本意な身体検査や、家人の退院と施設への再入所の手続き(1日でも外泊すると再契約となり、 何枚もの契約書に署名捺印しなければならないという無駄な煩雑さは何とかならないものか)で、バタバタと 過ぎる。
検査の結果(セーフセーフ!)を聞くための外出の帰りに、久々にシス書店へ。終了間近のコレクション展を 挿絵 拝見。金子國義の表紙絵の婦人公論がズラーっと並んでいてびっくり。矢川さんのセルフポートレイト(DM)の 背景にあった絵とか思い出す。ベルメールが残っていてちょっとした話題になったりしているうち、若き古書店主 ドリスさん来廊。仕入れの話などを立ち話。森下の店舗はまだ2年目との由。羨望の眼差しを偽れない→時間を 巻き戻してやり直せたら→今がも少しマシになってるかも、、というあられもない妄想?など抱きつつ帰路へ。
来月のシス書店の企画、まりのるうにい展は、あの「月街星物園」(古書価が1万円以上もついてる)を復刊するとの由、 たのしみではあります。
挿絵
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ということで、APIEDの新刊、23号が入荷しました。特集は坂口安吾。秋の夜長に「夜長姫と耳男」など ぴったり?かも。


「種村季弘の眼 迷宮の美術家たち」(板橋区立美術館、10/16迄)のチラシから、今道子氏の写真 と、まりのるうにい展DM。ご参考まで。

2014年9月20日(土)
新刊履歴
すっかり秋めいているこの頃。リハビリ施設に入所中の家人が、数日前の夜半に発熱と(多少の)呼吸困難に 陥ったという連絡有。翌朝には回復したけれど、一応元の病院へ診察に行った方が良いということで、 午前中に出かける。採血とレントゲンの結果、CRP値が高いので即入院!、、その日はぐったりとした様子で 心配だったけれど、翌日に病室に訪れると、本を読んでいた!何という回復力?、、ということで、安定する までしばらくは入院生活となったのだった。
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ということで、HPの手直し報告。新入荷と新刊の区別が分かりにくいので、頁を分けてみました。 また、新規のものは見やすいように上の段に入れていたのだけれど、どうもあくせくやりくりする ハメ?になるので、昇順から降順へ変更することに、、、。ううむ。新刊とはいえ2年くらいたっているのもある 訳で、新刊履歴になっていいかもというイージーな作りはやめて、各ジャンルへ振り入れるということにしました。 きっちりとはいかないところが何とも情けない有様ではあります。
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E・プヒプヒさんの復刊「タイムマシンの旅」の追加分については、作家ご多忙の為、もうしばらく時間がかかる との由。ご了承くださいませ。

2014年9月13日(土)
捜索中
秋に限ったことではないけれど、探し物みつからず。ゆうちょのネット決済(ダイレクト)の為の ワンタイムパスワード生成器がどこかへ隠れてしまって出てこない。机上周辺をそれこそひっくり返して 捜すこと約1時間、、。時間切れにて仕方なく違う銀行で対処する。ううう。その後、買い物で外出した際に 棚の品物をながめていてハタと思い出し、帰宅して間もなく発見する。これはもう記憶能力の減退というか 老化現象に他ならず。やれやれ。
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HPを立ち上げる前には目録をよく作っていたので、ついつい記述がシンプルなもの多く、手直しが 追いつかず。というか入念な見直し作業がないもので、あとで絶句するケース多し。ああ。
で、HPビルダーの不可解な動き?のせいかどうかある頁に不具合が生じてしまい、手直しをする ためには新たに打ち直した方がよさそうということになり、修復作業中であります。従って、更新といえば 猫の本(<ファンタジー>の4頁目)を4点追加したのみとなっています。
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そして又しても昨日、お問い合わせいただいた本が迷宮入り(気味)、、。ジャンルでまとめてあるので、 そこにないと周辺をあたふたと探しまくるわけで、申し訳ないことではあります。

2014年9月6日(土)
繕う作業
騒々しかった8月がいつの間にか過ぎて、早や9月。大阪のさる新刊書店へ、古書1棚分を4軒で分担して 出品しているのだけれど(おまけみたいな質量で年数回)、何とか1箱分を作って送る。文庫や 大判のものは不可。単行本のみのノンジャンルということで、いくらでもありそうだけど相応のものは なかなか選べず。思い込みや偏愛嗜好?を断ち切らねば商売にはならない。のだけれども、そこは それ何やかやで折り合いをつけるわけですね、何のことやら。
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ストック中の本のなかから、目白雑録3「小さいもの、大きいこと」金井美恵子著、を読み始める。 発行が昨年の9月30日だから1年もたってしまった。ううむ。2011年6月〜2013年5月まで。当時の (大変な)出来事、原発問題などを新聞、雑誌、書籍等を対象として語られる。ジャーナリストや 通俗?批評家たちがバタバタと切り捨てられてゆく爽快感。(2011年10月の、マッカーサーと「雨 ニモマケズ」は、すごい)映画の話も時々挿入してくれて、まあしかし、その感応力というか 探究心というのか、作家ならではの感あり。
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昨日、「タイムマシンの旅」が再び品切れとなりました。1週間後くらい?に入荷予定ではあります。 更新はただいま考慮中に付、延期となります。ほつれた糸を繕うように?、少しづつ入れ替えてゆく という地道な作業を続行中。それにしてはほつれが多いかも。

2014年8月30日(土)
久々の新入荷
今週はずっと雨に見舞われて(涼しくなって良いとはいうものの)鬱陶しいこと甚だし。 そんな中、プリンタに続いてTVの調子もおかしくなり、電源を入れて5分くらいたつと画面が 徐々に暗くなり、ハイここまで、というように突然漆黒の闇?になってしまう。(音声はOK) とりあえずメーカーに電話してみると、様子を見に来てくれるとの由。早くても明後日の 予約とのことなので、ほぼ1日がかりで室内の空間を確保する。うう。ほとんど期待はしていなかった にもかかわらず、基板ユニットの交換というのをしてくれて、これで×だったらもうアカンということ だったけれど、元に戻った!少しは寿命が延びた感あり。めでたし。
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新版 装釘考、という平凡社ライブラリー(文庫より少し大きめ)をチラチラと読んでいるのだけれど、 これは単行本で読むべきであるという頭の片隅からの指令?が災いしてなかなか読み進まず。概して ビジュアル系や短詩形の本は文庫にすべきではないと身勝手に思うのだった。まあ、詩集で文庫になるのは 谷川さん位?と思ったら大間違いのこの頃ではあるけれど。
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ということで、久々に新入荷を7点UPしました。(1頁の下方)70年代の南天子画廊制作のポストカード など。外装に経年疲れがあるものの、カードは一様にきれいな発色で、当時の展覧会に思いを馳せること ができそうです。興味のある方はいかがでしょうか。

2014年8月23日(土)
行き場のない怒り?
日曜日に、家人が入所している施設で納涼祭があるというので出かける。親戚筋が4人も集まってきて 総勢5人となった。お祭りの飾りつけのなか、様々な催事や記念撮影などがあり、胃ろう仲間(?)の 方がたの家族も多く、なかなか賑やかだった。家人はといえば、水を2口くらい飲めるようになった こと位で、今後のリハビリの効果を期待したいところではある。
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近隣の郵便局にはいつも徒歩で行っていたのに、この暑さにめげて自転車にチェンジ。午前中は 何事もなく乗れたのに、午後出かけるときには後輪がパンクしていた。ううむ。なんでどうして わからなかったのかがわからず、(釘などを踏んだら当然手応えあるはずだし)行き場のない怒り?を 沈めつつ、修理に持ち込んだのだった。
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今回は、<同人誌>の1頁目を更新しました。在庫整理をしていると、同人誌類が何点か出てきたので 、近日中にUPしたいところではあります。ほぼ1年ぶり!に発掘できたものもあり、迷宮入りが少しは ほぐれつつあるかもといったところ。と言った先から、あるはずの棚に見当たらない事件?も発覚。 総ては在庫管理能力の欠如にて、申し訳ないことではあります。

2014年8月16日(土)
暑さ負け
今週はお盆休みということで、こういう時こそ後れをとっている様々な事柄を片付けるつもりでいた。 のだけれど、例によっていつの間にか時は過ぎてしまう、うう。大々的(?)な在庫整理に取組み 始めたのはいいけれど、クーラーのない部屋での作業は長続きせず宙吊り状態、いやはや。栞の印刷 (カラーコピー)をはじめたら長いこと1色(黄色)を補充しなかった報い?かどうか発色が赤みを 帯びてしまい、これはどうみても老朽化?ということか。
挿絵 -------------------------------------------------------------
ということで、プヒプヒさんの復刊3点は、新規ご注文の方がつづいて早くも追加分が品薄の状態 (「アンチクリストの誕生」は品切れです)となりました。慌てて再注文をお願いしています。 ご了承くださいませ。
更新は、“洋書特集”の続きをやるつもりでいて果たせず。
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またしても、猫の“定点観測”にて穴埋め的誤魔化しではあります。



2014年8月9日(土)
台風接近中
にて、九州、特に四国は連日雨にたたられて大変そうです。お住まいの方、充分気を付けてお過ごし ください。
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ついついお忙しい鎌野氏にメールして追加注文を催促。木曜日に送って下さった。唯、翌日は午後より 病院へ行くことになっていて、在宅中に届かないものかと思っていたら、すれ違いにて間に合わず。 夜7時過ぎに到着。無事E・プヒプヒさん復刊3点入荷しました。ご予約いただいた方へは、週明け11日の 発送となります。ご了承くださいませ。
又、先週のPETCTの結果はほぼクリアしていたのに、血液検査の結果はあまり芳しくないとの由、ううむ、 逃げ去りたい。
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ということで、{小特集}の3頁目に<洋書特集>をUPしました。ほぼ仏文のペーパーバックで、 ボリス・ヴィアン、クノー、エイメ、ユルスナールなど。正直なところ、値付けがかなりイージー なのでお好きな方には掘出物があるかも。ということで、よろしくお願いいたします。

2014年8月2日(土)
猛暑続く
連日の暑さに辟易気味のこの頃。月末は支払やら何やらに追われ、昨日はほぼ1年ぶりくらいに PETCTの検査を受ける。静脈注射を2回もする必要が?とか、とかく文句を言いたくなるのは、 まあ身体的に大した変異がないせいかも。両足指の痺れは相変わらずとれず体温も平熱に届かず、 ではあるとしても、また再びの悪夢をみたくない訳ではあります。ほぼ半日以上をかけての検査の 結果は来週に。ううむ、いやはや。
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ということで又もや会期ギリギリの写真展を見に、LIBRAIRE6へ。光の漂流物、栗田紘一郎、平 竜二 {プラチナプリント}展。19世紀末に発明されたというプラチナプリントは、とても写真とは 思えない質感に仕上がっていて、モノクロームの細密画のようであった。この、リアルを超えたリアル ?はいかに、、。とか言ってるとつい映画の話へ。
「リアル〜完全なる首長竜の日〜」2013、黒沢清監督。人間の意識化へ入り込むというSFの原作を どうやって映像化するのかという難題も、大した違和感なく見せてしまうのはさすが。二人の主人公たちの いる部屋の細部とやがて現れる(いつもの)廃屋。ドアを開けると水があふれているという場面と、 後半に出現する首長竜(これは一気に見入ってしまうほどのリアル感、すごい、、)が、水中を動き回る 映像はどうよ、ということで満喫したのでありました。

2014年7月26日(土)
梅雨明け後
これでもかという位の猛暑がつづいています。出しかけた足を引っ込めたくなるような、などと 甘い言葉は言っていられず。
E・プヒプヒさんの復刊3点は、木曜日の段階で品切れとなりました。再入荷待ち(1週間前後の予定 です)にて、ご予約承ります。
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家人の、老人保健施設への入所が週末にあり、もろもろあれこれの雑事に追われて、仕事といえば 注文対応のみとなりました。ゆえに更新は又してもパス。
で、久々に大宮駅東口に降り立ったならば、あの駅前の角の立地(ミシンを扱ってた)が、携帯業者に とって代わっていたし、押田謙文堂書店への道を歩いていると、新規開店が多くすっかり様変わりしていた。 まるで新宿の繁華街みたい、、。ううむ。当分なじめそうにないなあとため息しきり。やれやれ。
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外文(ナボコフとか)や仏文系の文庫化が止まらず、どっちにしても少部数だろうから買っとく?か どうか迷うこの頃。とりあえずブッツァーティ(「タタール人の砂漠」)のみ購入。

2014年7月19日(土)
定点観測
エディション・プヒプヒさんの復刊3点が、週の半ばに入荷しました。作り手の想いが伝わるような 繊細な造本となっています。初回入荷部数があまり多くありませんので、ご希望の方はお早めにどうぞ。
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家人の施設探しは何とか終幕、、。嚥下リハビリを中心とした医療法人社団の施設に決まりました。 特養とは異なるので、今後は経過と時期をみての判断となりそうです。判定結果のTELがあったときは、 やった、、という感じでまずはほっと一安心といったところであります。
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さる友人より、リフォームによる在庫整理の一環として、一箱送ってもらう。ありがたや。主に仏文の シュルレアリスム系やポストカードなど。何とかまとめて近々UPしたいと考慮中であります。

挿絵














2014年7月12日(土)
看護と介護
介護施設というのは大体が住宅地のなかに位置していて、最寄駅よりバス、あるいは歩いて15分 などのケースが多い。すでに6カ所ほどの施設めぐり?をしていて、自転車で自宅から30分(途中の 坂道でバテた)とか駅から10分のはずが迷って25分とか、けっこうハード(?)にこなしているものの、 思うようにはいかず。最近入っていたチラシ(新設の施設)の場所が自宅から近いので行ってみたところ、 業界最大手とかでとても整っているもののやはり高額。ううむ。数枚の書類提出の後、面接や会議を経て受入成立 となるとの由で、ともかく複数申し込んでおくことと(ケアマネージャーの方に)言われる。24時間 看護というところは少なくて、胃ろうは介護師では手出しができないとのことで、なぜなのかは不明。
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ということで結局時間が取れず、落ち着くまでは更新作業は中断、となります。
又、E・プヒプヒさんの復刊3点については、(ちょっとした行き違いなどもあり申し訳なく)近日中 、との連絡がありました。しばしお待ちくださいませ。

2014年7月5日(土)
苦渋の選択
早くも7月。梅雨時の弊害はいろいろあって、洗濯物が干せないものだから、うっとうしいことは なはだし。髪質の老化?に伴うものなのかどうか、両耳のふわふわした犬?みたいな髪形になって しまう、うう。家人のことといえば、自宅介護の準備をすすめていたのを覆す事態、となった。 結局、胃ろうだけでは済まなくなって自宅のみの自信が揺らいでしまい、転院あるいは施設探し となった。これがまた、種々の条件に見合うところは少なくて、先日2カ所の予約を取って 廻ってみたけれど、なかなか思うような所にはたどり着けず。鋭意探索中といったところ。 どうなることやら。
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で、今回は<日本文学・エッセイ>の3、4頁を少しだけ更新。「蒼ざめた日曜日」曾野綾子恐怖小説集 は、本の状態はあまり良くない(73年4刷り、少ヤケ有)のですが、割合みつけにくいものではないでしょうか。 また、E・プヒプヒさんの入荷予定などがわかりましたら、随時お知らせいたします。
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